チケット転売規制法が成立!違反者には懲役や罰金!!
「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」が成立したことが明らかになりました!
転売防止措置がなされたチケットを対象に定価を超えた営利目的転売を禁じる法律です。
この法律は、東京オリンピック・パラリンピックのチケットが来年春から発売されるのを前に、今の国会に提出され、8日の参議院本会議で全会一致で可決され、成立したようです。
ジャニーズ事務所の間でも長年問題視されていたこのチケット高額転売問題。
紙チケットから電子チケットにしたり、事務所も高額転売への対策はしていましたが、それでも減ることはありませんでした。
ですが、この法律が成立したことで、ようやくこの問題が解決される兆しが見えてきたといってもいいのではないでしょうか?
「ダフ屋行為」も、もちろんこの法律の対象になります。
違反者には、1年以下の懲役か100万円以下の罰金、あるいはその両方が科せられます。
これでダフ屋がなくなり、今後は本当にコンサートや舞台に行きたい人が行けるようになるといいのですが、心配する点も出てきます。
それは、止むを得ずチケットを他人に譲らなければいけない場合です。(このチケット転売規制法では、営利目的の転売に限られているため、個人の都合で行けなくなったイベントのチケットを知人に譲渡する場合には適用されません。)
現在、高額取引が行われているチケットサイトがなくなると仮定します。
すると、チケットを他人へ譲渡する場合はツイッターなどのSNSを通しての個人取引が中心になってくると思います。
個人取引になると、個人情報の漏洩、詐欺、ドタキャンなどの問題が発生してくる可能性もあり、100%安心して取引を行うことが出来ません。
現在でもこうしたチケット譲渡のトラブルはよく耳にしますので、皆さまもチケット譲渡の際には十分お気をつけください。